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まずは、自分の求めている水槽のイメージを決めましょう! (画像:カージナルテトラ) |
知人の家にお邪魔したら、キレイな水槽があった時、「なんかいいな!」と直感的に思う方もいると思います。皆さんは、どのような水槽に憧れますか? 「水槽」と言えば、子供が夏祭りで取ってきた金魚をどうにか生かす為に、水槽を急遽買ってきて、ポンプで空気をブクブクとさせている水槽というのが、一番イメージしやすいでしょうか。 でも、知人の家に行ってみたら、キレイなグッピーや、ネオンテトラが泳いでいたり、三角形の形をしたエンゼルフィッシュが泳いでいたり、もしかしたら、ファインディング・ニモの世界のように、クマノミがイソギンチャクとたわむれて泳いでいるような水槽を目の当たりにするかもしれません。 こんな見たら、金魚が泳いでいる水槽とは、全くイメージが違いますよね。何が違うのか、一つづつ考えていきましょう。 まず大きな違いは、「淡水」か「海水」かです。金魚、ネオンテトラ、グッピー、エンゼルフィッシュなどは「淡水」であるのに対して、クマノミが泳いでいるのは「海水」です。 さらに、淡水の中でも、金魚はフナの仲間なので、「日本産」ですが、グッピーやネオンテトラ、エンゼルフィッシュなどは元々南米のアマゾン川や、他の国を原産とする、いわゆる外来種の淡水魚です。 グッピーやネオンテトラなどは金魚よりも小さく、大きくなっても 2~3センチ程度にしか成長しない小型魚です。 エンゼルフィッシュは5~10cmにもなる中型魚です。他にシクリッドの仲間なども、これくらいの大きさになります。 いわゆる大型魚とは、代表的なのは「アロワナ」です。他に淡水エイや、アリゲーターガー、レッドテール・キャット、ピラルクー(淡水最大魚)などもいます。 アリゲーター・ガーは、ペットショップで売られているものを個人が購入し、あまりにも大きくなりすぎて、個人が飼育できなくなり、国内の川や池に放流(違法)されて、日本の魚の生態系を壊す事で時にニュースになったりする、口先がワニのように尖った形をした外来種の淡水魚です。
熱帯魚飼育には、非常に選択枝が多く、どのようなスタイルを好むか、費用の問題、手間の問題などで大きく左右されます。ここでは、そんな疑問に少しでも役に立てればという思いで、わかりやすく解説していきたいと思います。どのような水槽に憧れるのか、それは十人十色です。まずは、大きな熱帯魚店に行って、いろんな水槽を見てみる事が非常に大切です。まずは、自分はこんなイメージがいいなという方向性を決めましょう。 私が何十年もこの世界で試行錯誤した結果、最終的に辿り着いたスタイルは「小さなカラフルな小型の魚が群れを成して流木や石などの間を泳ぎ、小さなエビが共存して、様々な形をした水草が水中に酸素を放ち(光合成)成長しているような水槽」でした。 熱帯魚の世界は色々な物がありますので、大きな「アロワナ」や「淡水エイ」などをを大きな水槽で悠々と泳がせるのもよいでしょうし、水族館にあるようなカラフルな海水魚がイソギンチャクにたわむれているような景色を理想とするのもいいでしょう。 最終的にそのようなスタイルになった理由は、私の場合、中型以上の魚は、死んだ時がちょっと苦手だったり、小学生の時に夏祭りなどで手に入れた金魚を何年も飼育していた経験があり、そのような金魚を生きたまま餌として与えるような大型魚の飼育には向きませんでした。 また、海水魚の飼育経験は無いのですが、淡水の魚よりも管理が大変で、ろ過装置も大がかりなものが必要になり、塩分濃度管理や、水槽周囲への塩害などの問題も考えると、海水魚には手が出ませんでした。 以上の状況を踏まえて、水槽はなるべく余裕をもって、淡水の小型魚を沢山泳がしたい、というスタイルに落ち着きました。 という事で、ここから先は、先ほど述べた「小さなカラフルな小型の魚が群れを成して流木や石などの間を泳ぎ、小さなエビが共存して、様々な形をした水草が水中に酸素を放ち(光合成)成長しているような水槽」を構築するには、どのような機材を選んだらいいの?その理由は?という事を中心にお話していきたいと思います。 大型魚や、海水魚を始めていきたい!という方には申し訳ありません。その方向を求めるの方は、それらのサイトを当たってみてください。 |
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