コリドラス・ジュリィ / Corydoras trilineatus
水温:22〜26℃ pH:6.0〜7.5 水質:中硬水 分布:パーナイバ川 体長:4cm |
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コリドラスは、ナマズ目カリクティス科コリドラス亜科コリドラス属に分類される南米産の小型ナマズです。 ”コリドラス”という名称には、”皮をかぶったナマズ”という意味があり、頭部は名前通りヘルメットのような頭骨で形成されています。 「ジュリィ」は日本で最も人気の高いコリドラスの一つで、古くから親しまれていて、ジュリィという市販名が人気に拍車をかけています。 ジュリィと混同されるコリドラスは、トリリネアートゥスなど体中に細かいスポット模様をもつプンクタートゥス系のコリドラスたちで、明確な種の判別が非常に困難な魚たちであり、こういった類のコリドラスを集めているマニア泣かせのコリドラスたちです。 ちなみに、日本でいわれているジュリィとトトリネアートゥスの差は、ジュリィの頭部の模様はスポット状なのに対し、トトリネアートゥスでは虫食い模様になっており、見分けられます。 飼育が簡単で、かわいらしい小型種であり、熱帯魚店の定番魚種になっています。日本でいわれているジュリィとトリリネアートゥスの違いは、ここのところ随分明確になってきましたが、ジュリィという呼称はこれから先もなくならないと考えられています。 コリドラスには以上のような”魚類学ごっこ”のような楽しみ方もしている方がいるようです。丈夫なため飼育は容易で、他の多くのコリドラスと同様、弱酸性から中性の軟水に適応でき、糸ミミズを好みます。 多くのコリドラスは普段、あまり動き回らず物陰に隠れているますが、餌のにおいに気付くとひげを激しく動かし、水槽内を泳ぎ回ります。砂の中に口を突っ込んで餌をあさり、餌が見つかるとそれを味わうかのようにモグモグやる、とてもかわいらしい姿を見せてくれます。 他種との混泳も可能で、基本的なメンテナンスさえしていれば長生きします。 |
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