熱帯魚とは?
最近、飼育熱が非常に高まってきている熱帯魚は、そのほとんどが海外から輸入されています。
現在、世界中から輸入されてくる熱帯魚の種類は1500種以上、水草も300種以上を数えるまでになっており、今日でもなお、毎月数種類ずつの新顔の熱帯魚、水草が輸入されており、今後もっともっと盛り上がっていきそうです。
日本にいながらして、東南アジア、アフリカ、中・南米、オーストラリアなど世界中の淡水魚、水草が楽しめるところが最大のおもしろ味なのです。
以前は、室内で飼育が楽しめるペットといえば、小型の犬や猫、小鳥や小動物が一般的でしたが、熱帯魚の飼育機器が近代的になり、インテリアとしての機能も十分もつようになってから、急激にその普及に勢いが出てきました。
水草の育成方法が確立されたことも貢献度が高く、観葉植物を楽しむように多くの人に水草栽培が受け入れられたようです。欧米ではアクアリウムに対する意識が非常に高く、日本でもようやくこの分野が注目を浴び始めたのです。
輸入されてくる熱帯魚は、自然川や湖から採取されるものと、水槽や人工池を用いて養殖されるものがいます。
魅力的で、色彩的にも美しい種類は世界各国で養殖が試みられ、ネオン・テトラ、グッピー、エンゼルフィッシュといったポピュラーな種類から、ディスカス、アフリカン・シクリッド、アロワナなどの高価な種類まで、今日では多数の熱帯魚がヨーロッパや東南アジア、香港、中国などで観賞用に増殖されています。
現地で採取される種類は、主にアマゾン河水系、アフリカ熱帯域、東南アジアから輸入されており、多くの魅力的な種類が輸入されています。
どの種も長い時間をかけて輸入されてきているので、飼育を始めたなら、できる限りの世話をして、魚たちに答えてあげたいものです。
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